まちづくりステーション 商店街再生プロジェクト
いよいよ、平成18年8月22日に「中心市街地の活性化に関する法律(以下、改正中活法)」が施行されました。
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改正中活法では、中心市街地活性化協議会の設置が新たに位置づけられました。今までのTMOはどちらかというと商業サイドの立場にありましたが、この協議会はより総合的な立場から中心市街地の再生を検討し、そしてオーソライズし、さらに発展的にはマネージメントする地元機関ではないか、そうすることを狙いにして位置づけたのではないかと我々は考えています。
欧米ではまちの再生を実践する上で、まちの再生をマネージメントする組織の重要性が認知されており、いち早くその導入が行われています。我が国でもタウンマネージメントが昨今の話題となっていると思います。たとえば、国交省でこれに関する制度化を検討していることが日経の記事(6/1付)になったり、日経MJでタウンマネージメントに関する特集記事(7/19付)が組まれたりしています。
今の時代のように変化の速い時代にあっては、世の中の動向を察知し、現状を自らが変えていくマネージメントの能力がまちにも必要だ、ということなのでしょう。
中心市街地活性化協議会がどのようなものになるのか?今後の動向を見なければ分かりませんが、まちづくりに携わるものとしては、期待と不安が入り交じる心境です。
また、改正中活法と平行して制定された改正都計法では、郊外部における白地地域や工業地域などの大規模施設の建設が規制されることになり、来年の11月頃までに施行されることが決まっています。
このように、中心市街地再生の制度的な背景は整ってきています。しかし、平成10年に旧中活法が制定され8年を経過し、その成果は一部の地域にとどまっています。また、社会環境は日々変化しています。今行うべき見直しは、当時の発想と同じものであってはならないと考えます。そこで、じっとしてもいられず、このサイトに「商店街活性化プロジェクト」なるタスクフォースを立ち上げることにいたしました。
このプロジェクトの目的は「まちを変えること、人を変えること、そして日本のまちづくりにひとつの変革をもたらすこと」にあります。この目的をこのサイトを通じて実践し、成し遂げようと思います。
われわれは今までの経験から、中心市街地の再生には「地域の主体的行動がどうしても必要だ」と考えています。そのためには、地域の方々がまちづくりの素養(われわれはこれをまちづくりの読み書きそろばん、すなわち「まちづくりのリテラシー」と呼びます)を身につけるべきだと考えています。そのお手伝いをしていきます。
具体的にはこんなことを行っていきます。
① パイロットプロジェクトを募集します。
② パイロットプロジェクトをこのサイトが支援します。
(月一回かそれ以上、オフの会を開催します。また、必要に応じてタスクフォースのメンバーが現地に伺います。)
③ パイロットプロジェクトの活動とその結果をこのサイトを通じて公開し、ノウハウとして蓄積します。
④ まちづくりに関する教育材料を提供します。主に以下に関することをアドバイスします。
・動機付けに関すること
・目標づくりに関すること
・組織づくりに関すること
・計画づくりに関すること
・権利者交渉に関すること
ネットを媒体とした垂直的な交流(年代、経験の多寡)と水平的な交流(地域、業種)により増殖する知恵、主体的な民意の参加とボランティアの活動がこのプロジェクトのキーワードです。
今のところの目標として、3年で結果を出し、5年でこのまちづくり方式を定着させたいと考えています。
多くの方々が「このプロジェクトの活動がどんなものになるのか?」イメージしにくいと思います。当面、我々が先行事例として参考にしている米国のナショナルメインストリートの例を参考にしながらまちづくりのリテラシーを提供していくつもりです。(ナショナルメインストリートは米国において実績のある中心市街地の再生事例です。そこで出版されている教育材料を用い、まちづくりのリテラシーを日本に見合うように我々が解説していきます。そこに皆様の体験を参加してもらい、知恵、ノウハウを増殖させていきます。)
ひとつお断りしておきたいのは、このプロジェクトは実践しながら変化していきます(言っていることが途中で変わるかもしれません)。設定した目標に向かい、思い浮かんだアイデアを実践し、それを評価し、次につなげる、その方法でこのサイトを運営していきます。トライアンドエラーで、今ある機会に向かって精力的に進むのみです。求めるものはひとつ、「まちを変えること、人を変えること、そして日本のまちづくりにひとつの変革をもたらすこと」です。
それでは、関心を持たれた方、是非ご連絡ください。
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