ワークプラン(1)
今回からワークプランの作り方についてご紹介します。
そろそろ、改正中活計画の認定が多くなってきました。大切なのは実行に移すことです。計画を確実に実行するためには、誰もがわかりやすい実行計画を作る必要があります。ボランティア型のメインストリートプログラムではどのようなワークプランを作っているのでしょうか。
それでは始めます。
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ワークプランの作り方
成功する中心市街地再活性化プログラムは、目的、現実的なゴール、優先順位、プログラムの評価などをよく理解したリーダー達によって作られる。メインストリートプログラムの方向性を計画する上で非常に重要なことは、年間活動計画の策定である。それは、何をいつまでに行い、それぞれの責任を明確にリスト化した活動計画でなければならない。
年間活動計画の目的
活動計画には4つの目的がある。
1 再活性化活動のために行われる幅広い活動を管理すること
2 活動の予定表と予算計画を作ること
3 組織の目的やその活動を公に説明すること
4 中心市街地の再活性化プログラムを、定量化することで、確実にすること
活動計画は組織の優先順位を反映しており、スコープ(活動領域)を実現化することに向いている。一年で達成できないものは除かれるべきである。
メインストリートプログラムはすべてのことに対応するのではなく、最も効果的なことに焦点を当てる、ということを忘れてはならない。プログラムの目的に一致しないことを強いて行うことはない。間違った理由でプロジェクトを行うべきではない。例えば、補助金が使えるから、活動で誰かを雇えるから、プロジェクトで宣伝が増えるから、プロジェクトを行う人が誰もいないから、などは間違った理由である。
提案されたすべての活動を詳細に審査し、プログラムの考え方を確認する。NOということを学び、後回ししていいアクションはそのように指示する。厳格に審査せよ。メインストリートプログラムのアジェンダを変更することがないように。また、理由がないままに行うことがないように。
活動計画の要素
活動計画には以下のことが含まれる。
□組織の目的を説明した明確なミッションステイトメント
□メインストリートアプローチの4ポイントのそれぞれについて一つあるいはそれ以上のゴール
□それぞれのゴールを達成するに違いない特定された課題
□それぞれの課題を成し遂げるために必要な活動のリスト
□それぞれの活動を完成させるための予定表、委員会の名前、それを実施する上でのグループあるいは個人の責任者
ミッションステイトメント
ミッションステイトメントは組織の目的を明確に簡単に言い表したものである。組織の目的を達成するために必要な目的や活動を含むものではない(それらは、活動計画に含まれるもので、ミッションステイトメントに含むものではない。)。ステイトメントには組織が進化しても関連性を維持できる柔軟性が必要である。
ミッションステイトメントは、プレスリリース、広報、マスコミのインタビュー、会議などにおいて、中心市街地再活性化プログラムを説明するために使われる。
ミッションステイトメントの例
メインストリート リバティベル プログラムの目的は、デザイン、プロモーション、組織、経済再活性化の活動を集中することにより、我々のコミュニティのアイデンティティと伝統を強化し、リバティビルの活動の中心地を育て、経済の安定性を確実にすることである。
メインストリートリバティビル、イリノイ州
ゴール、課題、活動
ゴール、課題、活動は、ミッションステイトメントに基づいて実行されるものである。
□ゴールは、メインストリートアプローチの4ポイントのそれぞれの視点から、プログラム(事業)が達成すべきことを大雑把に述べている。
□課題は、組織がゴールを達成するために何が必要か、その概要を述べている。
□活動は、それぞれの課題を成し遂げるために必要な特別な手法やアクションを書き表している。
エコノミックリストラクチャリングのゴール:中心市街地の経済開発のニーズを理解すること、指示の機会を認めること、中心市街地経済の前向きな変化をマネージすること。
課題1:中心市街地に影響のある小売市場を理解する。
活動
■コミュニティに関する最近のセンサス(国勢調査)を集める。
■消費者調査、商業者調査を実施する。
■都市計画課、その他の公的機関、民間情報などからマーケットスタディのコピーを入手する。
■過去5年の州消費税のコピーを入手する。
■中心市街地に関する予備的商業市場分析を実施する。
課題2:中心市街地の不動産に関する情報を集める。
活動
■中心市街地にあるすべての建物を見ることができるマップを作成する。
■中心市街地の建物の在庫目録システムを作る。
■税務署から中心市街地の不動産データを入手する。
■それぞれの建物を調べ、スクエアフィート、状況、借用期間の情報をまとめる。中心市街地の建物の在庫目録に記載する。
■中心市街地についての歴史的データ(地図、写真、人名簿)を収集する。
スケジュールと責任リスト
すべての活動について期限と責任を明確にする。現実的な期限をつくり、委員会の会議スケジュールを検討し、年間の休暇と忙しい時期を検討する。活動は先行するその他の活動を反映しなければならない。たとえば、ファサード改善プログラムはそれに先立ち低利融資が決定しなければ活動に移れない。
活動計画に基づくそれぞれの活動の実施について、委員会、グループ、個人に責任が与えられる。責任は組織における一人あるいは複数の人たちに割り当てられる。それは、ボードディレクター、サブコミッティ、特別な活動のためにつくられたタスクフォースのメンバーを含むものである。
任務が割り当てられたとき、メインストリートプログラムマネジャーの役割がボランティア活動を調整することであり、それを実施することではないことを覚えておいてほしい。
個人あるいはグループの責任が多くなりすぎて重荷にならないように注意すること。それが、職員であれ、ボランティアであれ。
今回はこことします。次回は、ワークプランの作成手法を紹介します。
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