1-1 扇形構造モデルとは

地域のまちつくり計画など、都市の構造体特性、市民の意思を科学的かつ動的に解明し、構造体各要素間の相互影響関係の理解を可能とし、解決への融合の切り口を発見し、客観的な対策立案への素材づくりを容易とすることを狙いとしたものです。

まちづくり基本計画の策定などの大規模で創造的なある目的へ向かって検討を始めようとするときは、どうしても収集する情報やデータの範囲及びそこから解析される結果に対しての評価が、認識力や経験によって左右されてしまいます。この問題の解決に少なからぬ貢献をするようにと思い、「ものごとの構造を科学する」ような立場をとり、普遍的に適用できると思われます当研究所の既存の構造体モデルに、与件変化への適応幅の大小含めて事業全体のフレームからの視点チェック「事業化スコープ・デザイン段階」を追加して構築してみました。

このまちつくり扇形構造モデルは、計画に関する都市構造、社会構造、経済構造の各計画要素を目的・目標に連携した全体構造体で、中心軸に計画コンセプトを配し、円錐状に各計画要素(骨格)が連携と融合性を持ち、計画構成する要素を一定の配慮あるルールで扇形に配列した構造です。

この構造は、思考を進め易くするための構造体モデルによって、構造の計画水準各要因の相互影響関係等を理解しながら象徴化・概念化し、「創造の意志:ボキャブラリー」を構築する過程(思考構造段階)と、もう一つは具象化するために「創造の意志」をコンセプトとして計画諸元にまでブレークダウンし、目標達成に向けて計画意志を具体なデザインに入る行程(具象構造段階)の相互連結した存在の構造になります。これを通称「扇形構造モデル」と呼ぶことにしています。

以下、扇形構造モデル概念図です。
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扇形要因上のサークル思考とスパイラル思考

各計画要素の地域特性と問題の所在が何処かの理解のために、仮説である認識を判断の背景に置き、リード要因(解析したり計画したりするとき必要な要因の中で常に他をリードする可能性のある要因)から平面的な相互関係を探るサークル状の思考か、叉は次元の異なる次の水準の要因(exe.敷地計画レベルの計画状況を超えて地域レベルの計画諸元水準に、あるいは、基本計画諸元の水準を超えて計画概要諸元の水準に)に上昇しながらスパイラル状に意識を移動し、扇形要因と隣接する扇形要因との接点となる新しい認識と融合化を求め計画及び推進活動することになります。

サークル思考:
計画同一水準における各構造の問題の所在の確認と計画方針及び融合方針づくりを行います。

スパイラル思考:
全体計画方針(計画コンセプト)を受け融合方針、各構造計画方針、各要因計画方針を仮設検証しながら橋頭堡を築き、次元上昇を行います。

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【扇形構造メニュー】

 まちづくり基本計画 扇形構造の活用

 1.扇形構造モデルの概要

 2.扇形構造モデルの使い方

 3.動画説明


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★計画テーブルの活用方法については、下記ページをご覧下さい。

扇形構造の活用 与件変化に適応する計画意図のシナリオ策定


※ご注意
扇形構造モデルによる適応検索は、まだまだ進化途中のシステムです。
今後、検索キーワードへの記載等を充実させていくものとなります。
また都市の様々な問題に直面している方に使っていただき、ご意見や気がついた点などありましたら、遠慮なく「お問い合わせ」よりご連絡下さい。

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