まちづくりにおける商業性能解析と投資限界の概算モデル
自分たちのまちが今、社会的にどのような位置づけのもとにあり、競合する商業機能の中のまちのポジショニングを科学的に、客観的に診断した上でないと対策は決まりません。まちづくり主体のあり方を討議するにしても事業参画者を募集したり、市民の参画を求めるにしても、権威ある内容によって評価された良質な計画でない限り投資者の募集は困難になる時代になりつつあります。このような意味からすると、ことを急ぐあまり大切な基本的な理解のないまま、まちの将来にとって極めて重要な投資を実施しようとするように、投資に対する基本認識を忘れているケースが多いように見受けられます。
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ここでは第6章で述べられた計画づくりが、関係先と協議され課題が少しづつ絞られてきていると思いますが、おそらくはその間に与件などの時系列変化が相当発生してきているでしょうから、それを再度確認するための手法などについてここで紹介しておきたいと思います。
しかしこの手法は概念的に全体像を理解してもらうことを主眼としておりますし、訓練用のシステムでもあり、一方で総合判断力を有する専門家が正確な数字を入れれば正確に算定できるようにしたベテランズ・システム(熟練者専用のシステム)でもあります。従って使い方次第で大変有用な判断用ツールにもなりますし、ベテランではない人にはなかなか入力し難いかも知れません。(入力する諸元の相互関係が不明確な場合は、この結果によって重要な決定をしないで下さい。そして専門家との協議によって判断して下さるよう配慮をお願いします。)しかし、このシミュレーションを繰り返し実施し戦略的判断を実施してみますと、計画する方の判断力は徐々に拡大し、事業化の方向つけにたいへん厚みができてきます。このような意味から以下のシミュレーションに順序よく取り組んで頂ければたいへん意義のあることになると思います。
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