コンストラクション・マネジメントとは
建設工事費の不透明性は、従来から論議されている話題です。
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設計図面を元に数量を算出し、様々な資料より選択し評価した単価を入れて積算した工事費がどこまで信頼できるものなのか。発注者にとって最も関心の高い部分でしょう。
また、コスト削減が非常に重要あるいは決定的ともなる現在の各建設プロジェクトに於いては、限られた予算の中でどうやってより良いものをつくるかという点に、関係者は大いに悩むことになります。
そこで、アメリカ生まれのコンストラクションマネジメント(CM)と呼ばれる業務が登場します。CMは一般的に「近代的なマネジメント技術を駆使し、建設プロジェクトの計画、設計、工事の各段階において、スケジュール、コスト、品質をコントロールしてプロジェクトを円滑に推進する業務」とされています。 しかし、より具体的な定義としては、あまり明確なものはありません。それは、これから発展する業務であり日本での事例が少ないからです。国内では、「CMとは、施主から全権を委任されて、設計図面の見直し、見積書の査定、下請け業者への発注の代行などを行う業務である」という説明が見受けられるようになりました。これを分かりやすく整理しますと
1.設計図を見直すことでより合理的なものづくりを追求し、いわゆるVE活動(設計改善活動・VE=Value Engineering)を行う。
2.また、CMのノウハウにより各専門工事の価額をより細密に評価・査定する
3.さらに工事請負の世界に入り、各下請けへの発注及び支払いを行うことで、金額の流れをスムーズにし、かつ適正な管理をする。
これら3つの作業を行うことにより建設プロジェクト業務を推進していくことと言うことができるでしょう。
工事費を的確に把握しその透明化を進め、より合理的に建設プロジェクトを推進するために、CM業務に対する要請は高まっており、これからが期待される業務分野であることは間違いありません。
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