府中駅南口第二地区第一種市街地再開発事業
旧中心市街地再生への歴史遺産を背景にした新たな試み事業名 | 府中駅南口第二地区第一種市街地再開発事業 |
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施行者 | 府中駅南口第二地区市街地再開発組合 |
所在地 | 東京都府中市宮西町一丁目地内 |
地区面積 | 17,461㎡ |
延べ面積 | 92,065㎡ |
建物名称 | フォレストサイドビル(商業棟) 明治生命府中ビル(業務棟) |
権利変換方式 | 全員同意型(都市再開発法 第110条) |
総事業費 | 547億円 |
用途 | 店舗・業務・駐車場 |
竣工年月 | 平成8年3月 |
事業の経緯・特徴
当地区は府中駅南口において再開発都市計画決定された3地区の一つであり、都市計画決定から長い歳月が経っていました。
戦前および戦後に形成された三商店街は、周辺都市の商業施設整備によりその地位を衰退させており、その復興に向けて百貨店の導入、新規需要が見込める業務機能の拡充を図ることを目指しました。百貨店は伊勢丹がテナントとして、業務棟は敷地も区分し単独所有として明治生命が参加組合員として選定されました。
商業施設は大國魂神社の参道や天然記念物に指定されているケヤキ並木にふさわしい空間とすべく、地元を中心にした専門店街を低層に配置し、駅寄りには百貨店を配置しその顔づくりを図りました。
駐車場は街路下の公共駐車場とインアウトおよび運営管理を連動させ、駅前交通動線の円滑化に寄与しています。