北浦和1丁目第一種市街地再開発事業
商業・公共公益・都市型住宅の複合施設とバスターミナル機能の一体整備事業名 | 北浦和1丁目市街地再開発事業 |
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施行者 | 北浦和1丁目第一種市街地再開発事業 |
所在地 | 埼玉県さいたま市北浦和一丁目7番1 |
地区面積 | 3,542㎡ |
延べ面積 | 14,098㎡ |
建物名称 | 北浦和ターミナルビル |
権利変換方式 | 全員同意型(都市再開発法 第110条) |
総事業費 | 49億円 |
用途 | 店舗・公共施設・住宅 |
竣工年月 | 平成14年2月 |
事業の経緯・特徴
○事業の契機
昭和45年に地元の北浦和東地区再開発促進委員会から、バスターミナル等の整備を求める請願書が市に提出されたことが発端となりました。北浦和駅東口市街地再開発事業協議会から北浦和ターミナルビル㈱へ事業委託がなされ、事業化の検討が進められました。
昭和63年地権者の9割の仮同意を取り付け都市計画案の縦覧をかけるが、多くの意見書が提出されました。その後、計画の見直しを行い、周辺住民説明会等を経て平成8年に都市計画決定がなされました。都市計画決定後は、事業は順調に進捗し、平成14年に竣工・オープン、事業終了に至りました。
○計画の概要
居住環境の改善・防災性の強化・商店街の活性化・公共施設の整備・安全性の高いバス乗降空間の整備を目的に、都市型住宅の整備、利便性の高い商業施設及び公共施設等の整備とバスターミナル機能の整備を行いました。
バスターミナル機能としては、敷地の一部(第2敷地)に区分地上権を設定し、バス通行帯と乗降場を設けてバスの運行を行っています。その内側(第1敷地)にある施設建築物には、1階・2階に日常の利便性を高める食品店舗を設け、広範な市民利用を目的とする公共公益施設(会議室等)を3階に、駐車場と備蓄倉庫を地下階に設けています。また駅周辺という立地を生かした利便性の高い都市型集合住宅を4階~13階に配置しています。