鴻巣駅東口A地区第一種市街地再開発事業
高度利用、都市防災、公共施設整備、景観形成そして中心市街地活性化事業名 | 鴻巣駅東口A地区第一種市街地再開発事業 |
---|---|
施行者 | 鴻巣駅東口A地区市街地再開発組合 |
所在地 | 埼玉県鴻巣市本町一丁目・四丁目地内 |
地区面積 | A1街区:16,500㎡ A2街区: 5,480㎡ |
延べ面積 | A1街区:65,230㎡ A2街区:17,230㎡ |
建物名称 | A1街区:エルミこうのす A2街区:エルミこうのすアネックス |
権利変換方式 | 地上権非設定型(都市再開発法 第111条) |
総事業費 | 148億円 |
用途 | A1街区:店舗・業務・住宅・公共施設・駐車場 A2街区:店舗・業務・公共施設・駐車場 |
竣工年月 | A1街区:平成19年10月 A2街区:平成21年7月 |
事業の経緯・特徴
本地区は、都心から50km圏のJR高崎線鴻巣駅東口に位置し、バスの発着等交通の結節点であることから、昭和40年代、駅前広場や駅通りの整備の必要性が高まり、土地区画整理事業の合意形成に向けた動きもありましたが反対もあり、平成の時代となってそれまでの土地区画整理事業から市街地再開発事業へと大きな方向転換がなされ、組合施行による事業が行われました。
本地区では、大きく次の5点を目的として事業が進められました。
① 高度利用
高層の施設建築物を建てることにより、土地の合理的且つ健全な利用を図り、建物の周辺にオープンスペースを確保し、土地利用の細分化を防ぎ、壁面位置の後退を行い、市街地の環境の向上を図りました。
② 都市防災
耐火建築物に建替えることから、防災性の向上を図りました。
③ 公共施設整備
駅前広場や都市計画道路等の都市基盤の整備や図書館、市民活動センター、映画館等の公共功績施設の整備を行いました。
④ 景観形成
鴻巣市の「玄関口」、「顔」としてふさわしい駅前広場、建築物のデザインや緑化及び電線の地中化等を行い都市景観の向上、街のイメージアップを図ると伴に、ユニバーサルデザインによりバリアフリー化の推進を行いました。
⑤ 中心市街地活性化
商業、公共公益、業務、駐車場、都市型住宅等の複合施設の整備により、来街者の増加、雇用の創出等、中心市街地としての活性化を図りました。