八王子駅南口地区第一種市街地再開発事業
商業・業務・公益施設・住宅の複合施設整備、駅前広場・ペデストリアンデッキとの一体整備、特定業務代行方式の活用事業名 | 八王子駅南口地区第一種市街地再開発事業 |
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施行者 | 八王子駅南口地区市街地再開発組合 |
所在地 | 東京都八王子市子安町四丁目 |
地区面積 | 約20,000㎡ |
延べ面積 | 99,770㎡ |
建物名称 | サザンスカイタワー八王子 |
権利変換方式 | 全員同意型(都市再開発法 第110条) |
総事業費 | 387億円 |
用途 | 店舗・業務・住宅・公共施設・ホール・駐車場 |
竣工年月 | 平成22年9月 |
事業の経緯・特徴
○事業の契機
当該地区は、JR八王子駅南口に隣接した場所にありながら空地が多く、また駅前広場が狭隘でした。これを改善し「南の玄関口」にふさわしい街並みの整備を図るため、平成3年には再開発準備組合が設立されましたが、平成5年の都市計画決定以降、経済状況等の変動により事業化の目途が立たなくなっていました。
老朽化した市民会館の移設先の検討や住宅マスタープランの見直し受け、平成17年に基本計画を見直すこととなり、平成18年1月の都市計画変更により事業の推進が図られることとなりました。
○計画の概要
本事業では、八王子の「南の玄関口」として八王子市域の魅力向上に資するため、駅前広場・ペデストリアンデッキ等の公共施設を整備するとともに、商業・業務施設のほか文化施設、住宅施設等の複合施設を整備することで、「新たな八王子のランドマーク」が創出されました。
再開発組合設立時には特定業務代行方式を活用し、民間企業のノウハウ・人員・資金面の協力を得て、円滑な事業の推進を図ることができました。また、地区周辺では同時期に複数の公共施設整備や民間開発事業が進められたため、八王子市の技術的支援により事業間の計画や工程の調整を図ることができました。